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2020.03.06

WING

ミグ、戦闘機の最大負荷自動監視システムを開発

MiG-29M/M2とMiG-35に適用

 統一航空機製造会社(UAC)は3月4日、傘下のミグが戦闘機の最大負荷を自動で監視するシステムを開発し、特許を取得したと発表した。これは、高い機動力を持つ戦闘機を危険な過大負荷から守るためのインテリジェントシステムで、MiG-29M/M2とMiG-35に適用するという。
 最大9Gの過負荷がかかる第4++世代や第5世代の戦闘機が高機動戦闘を行う場合、これまでは計器盤が示す飛行情報の表示を常に注視する必要があった。今回の最大負荷自動監視システムは、パイロットのヘルメットに取付けたミグ目標指示システムに組み合わせており、パイロットは飛行情報の表示を再確認する必要がなくなり、飛行の機動性を損なうこと無く、高機動戦闘に専念することができるとしている。