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2020.03.04

WING

装備庁の電波・光波複合センサ研究、外部委高評価

技術的課題を解明、1.2倍遠方の探知が可能に

 防衛装備庁は、電子装備研究所で行った「電波・光波複合センサシステムの研究」について、外部評価委員会が研究の目標達成を評価した、とこのほど発表した。この研究は、遠距離探知センサシステムに関するもので、大型航空機に搭載して、遠方から飛来するステルス戦闘機、巡航ミサイル、弾道ミサイルといった対空脅威を早期に探知する。ウエポンなどと連携して対処することなどを構想する。委員会では、地上および飛行試験によって技術的課題を解明したと評価。研究で得た成果や委員会の指摘事項が、今後の研究開発などに活用される期待があるとした。
 この研究は、2018年にすでに試験を終えて、今年まで研究試作品を機体から取り外す作業を行っていた。試験母機はUP-3Cで、機体上部に光波センサのInfra-Red Search and Track(IRST)を搭載し、レーダを機体下部左舷側へ搭載。キャビン内に統制装置を配置して、光波センサ情報、電波センサ情報、異種センサ融合情報を活用する研究を行ってきた。・・・