記事検索はこちらで→
2020.02.25

ウイングトラベル

フィジー政観、旅行会社向けセミナー開催  

カップル、家族旅行を主要ターゲットにプロモ
 
 フィジー政府観光局は2月19日、都内ホテルで旅行会社向けのセミナーと商談会「2020Bula JapanRoadshow」を開催した。当日はフィジーからホテルやオペレーターなど14社が参加し最新情報の提供を行ったほか、今年のプロモーション方針などを説明した。
 セミナー冒頭ではフィジー政府観光局のキャサリン・コヤマインボレ アジア担当リージョナル・マネージャーがあいさつした。コヤマインボレマネージャーは「日本からの直行便再就航から1年7カ月あまりが経過した。この間で日本の旅行業界関係者とフィジー観光推進に関する貴重なアイデアをもらうなど、さまざまな情報交換ができていることを感謝している。今後は年2回来日して日本の旅行業界にさらなる観光のサポートを推進していきたい」と述べた。

 

 19年の日本人渡航者数、前年比24.9%増
 フィジーエア、旅客層に応じた柔軟な運賃設定展開へ

 フィジーへの日本人渡航者数は2018年のフィジーエアウェイズによる成田−ナンディ線の運航が再開されて以降増加傾向となっており、2019年の渡航者数は前年比24.9%増の1万4868人と好調な実績となった。
 今年のプロモーションについてはハネムーナーを含めたカップルとファミリーを主要ターゲット層として設定し、さまざまな取り組みを展開していく。このほか、海外旅行マーケットで注目度が高まっている女子旅の取り込みに向けた活動も力を入れていく。また、ニッチマーケット開拓としてはダイビングに着目したプロモーションも展開していく方針だ。

 

※写真=セミナー冒頭であいさつするフィジー政府観光局のキャサリン・コヤマインボレ アジア担当リージョナル・マネージャー

※写真=セミナーの模様