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2020.02.13

WING

AIRDO、雪まつり期間利用率は16.4ポ減の65.4%に

雪まつり来場者数減が影響、コロナは影響なし

 AIRDO(エア・ドゥ)は2月12日、2019年度さっぽろ雪まつり期間(2020年2月4日から11日:8日間)の利用実績を発表した。期間中は提供座席数を前年同期比1.7%増やした3万9257席とするも、今年は雪まつりの来場者数が昨年から70万人減少したこともあって、総旅客者数は前年比18.7%減の2万5677人、利用率は16.4ポイント減の65.4%と大きく落ち込んだ。期間中のピークは、北海道着の下り便が2月7日の95.4%で、北海道発の上り便が2月11日の83.9%となっている。
 エア・ドゥは総旅客者数が落ち込んだ要因を、雪まつり自体の来場者数が減少していることを挙げた上で、「昨年は(2018年北海道胆振東部地震の)復興割引などがあった。また、今年は期間後半の連休が飛び石となるなど、複合要素による」と話す。なお、新型コロナウイルスによる中国などの外国人旅客の減少が影響したかについては、「雪まつり期間に限らず、外国人利用者は多くないため、特に影響はない」と述べている。