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2018.06.08

ウイングトラベル

インドネシアの「ザ・レギャン・バリ」が日本市場強化

新宿泊施設の開設を機に、セールス積極展開

 インドネシアの老舗高級リゾート「The Legian(ザ・レギャン)」のステファニー・キャリア セールスディレクターがこのほど来日して本紙との取材に応じ、インドネシア・ロンボク島に2軒目のリゾートが今年開業するのにあわせて、日本でのセールスに力を入れていく方針を明らかにした。ザ・レギャン・バリはバリ島でラグジュアリーリゾートを展開していたが、経営体制が一新したことにより、今後インドネシア国内でリゾート宿泊施設を拡大していく方針を示している。そうしたことから、重要市場の1つである日本で旅行会社などを対象に認知度向上につながるプロモーションに力を入れていくとともに、ウェディング需要など新たな需要開拓などに取り組んでいくことで、バリとロンボク両施設への日本人送客拡大を図っていきたい考えだ。
 ザ・レギャンは1996年にバリ島南部のスミニャックに「The Legian Bali(ザ・レギャン・バリ)」を開業。宿泊施設は全室スイートタイプの客室とヴィラで構成されており、バリ島のラグジュアリーリゾートとしては先駆者的存在として、オーストラリアや欧米系の旅行者を中心に支持を集めてきた。また、ザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)の加盟宿泊施設となっている。アジアからの訪問客としては日本人が最も多く、宿泊客全体の約10%程度を占めるという。また、リピーター率が約40%と、高級リゾートが建ち並ぶバリ激戦区でこの高い比率は珍しい。

 

※写真=今年末に開業予定の「ザ・レギャン・ロンボク」

 

※写真=ザ・ビーチハウスを使ったウェディングを日本市場に提案する

 


※写真=ザ・レギャンのステファニー・キャリア セールスディレクター(写真左)と日本でのセールスを担当する舩岡千晶氏