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2018.06.07

WING

空幕、CH-47Jドア落下、整備時の部品損傷が原因

 機体振動でロック解除、外部から確認できる機構へ

 航空幕僚監部は、去る3月6日に沖永良部島分屯基地で発生したCH-47J(57-4493号機)のカーゴドア落下事案について、ドアロック機構の内部構成品が損傷していたため、カーゴドアが外れたことが分かった。
 空幕によると、同事案が発生した那覇ヘリコプター空輸隊のCH-47Jは、2月に同隊が行った定期検査で、整備員がカーゴドアの取り外しを行った際に、ドアのロック機構の内部構成部品を損傷させてしまい、カーゴドアを取り付ける際に完全にロックできない状態だった。そのため、飛行中の機体振動などによってロック機構が解除され、ドアの落下に至ったという。

※写真=カーゴドアが落下したCH-47J(提供:航空自衛隊)