記事検索はこちらで→
2018.06.06

WING

関西エアポート、環境5カ年計画を策定

 スマートエアポート目指し4つの柱

 関西エアポートグループは、関西3空港における環境5ヵ年計画を新たに策定した。対象期間は2018年度から2022年度までの5カ年間。この環境5カ年計画では、環境負荷低減に向けて、気候変動への対応、資源循環、周辺環境との共、そして環境マネジメントという4つの柱を設定。関西エアポートでは、地域および地球規模での環境問題について大きな責任を担っていると捉え、今後も環境負荷低減に向けた取り組みを推進し、周辺環境と共生した空港の発展を目指していくとしている。
 環境に優しいスマートエアポートの実現に向けて、具体的な取り組みとしてはエネルギー使用料を5%削減することのほか、二酸化炭素排出量を5%削減する。この目標達成に向けて、省エネオペレーションやACA維持とレベルアップ、さらには脱炭素オペレーションを展開する。
 また、資源循環の観点では、上水使用料を10%削減することのほか、廃棄物リサイクル率を35%にすることを目指す。そこで雨水・中水の利活用を進めることのほか、廃棄物分別回収の徹底、リサクル推進に取り組む。