記事検索はこちらで→
2019.12.18

ウイングトラベル

大韓航空、マイレージ制度を大幅改編  

マイルで航空券支払い可能に、加算率も細分化

 大韓航空(KAL)はマイレージプログラム「スカイパス」の制度を大幅に改定した。グローバルスタンダードにあわせた細分化と合理化を進め利便性を高めた。
 主な改編内容としては航空券の購入についてマイルと現金・クレジットを組み合わせて支払うことが可能となった。これにより、用途が限られていた少額マイルの有効活用が可能となった。
 マイレージ加算率についてはこれまでは基準マイレージに対して70%〜200%の範囲で設定されていたマイレージ加算率を25%〜300%へと航空運賃にあわせて細分化する。特にファーストクラス、ビジネスクラスの加算率が大幅に増加される。
 また、特典航空券や座席アップグレードにマイレージを使用する場合の必要マイル区分を細分化する。これまでマイレージ利用時の必要マイルは韓国国内1区分、国際線4区分としていたが、これを運航距離に応じて韓国国内線1区分、国際線10区分に細分化した。

 

※写真=大韓航空がマイレージ制度を大幅改定する(写真は大韓航空の機体)