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2019.12.03

WING

GDEB、バージニア級潜水艦の建造で米海軍と契約

ブロックVを9隻222億ドルで、オプションでさらに1隻建造も

 ジェネラル・ダイナミクスは12月2日、子会社のジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート(GDEB)が、バージニア級原子力潜水艦ブロックVを9隻222億ドルで建造する契約を米海軍と結んだと発表した。この契約にはもう1隻を契約期間内に建造するオプションも含まれており、潜在的には約241億ドルの契約になるとのこと。このブロックVの建造は今年から開始され、納入は2025年から2029年まで行なわれる。
 バージニア級原子力潜水艦は、米海軍で調達が進んでいる攻撃型原子力潜水艦で、全長114.91メートル(377フィート)、排水量は7800トンで、Mark48魚雷やトマホークミサイル用のVLSなどを装備している。GDEB社は既に、ネームシップの「バージニア」を含め、18隻のバージニア級を米海軍に引き渡していて、ブロックIでは88ヵ月かかっていた建造期間も、現在では68ヵ月まで短縮し、年間2隻の建造を可能にしているという。
 ブロックVで建造する8隻には、新たに兵装モジュール「VPM(Virginia Payload Module)」を艦中央部分に追加する。これは4つの大口径格納筒で、トマホークミサイルをはじめ、将来的には無人機や新型兵器の搭載も可能となるという。このVPMの搭載により、艦の全長は140.2メートルに伸び、排水量は1万200トンに増加するとのこと。

 

※画像=バージニア級攻撃原潜ブロックVのイメージ図(提供:ジェネラル・ダイナミクス)