記事検索はこちらで→
2019.11.25

WING

全地航、羽田コンテスト枠活用で鳥取・山形成功例

羽田再配分で5枠へ拡大、官民一体の取り組み推進

 全国地域航空システム推進協議会(全地航)が去る11月19日に開催した第20回の「地域航空フォーラム」で、鳥取県および山形県は獲得した羽田枠の活用の成功例について講演を行った。同2県は、大手航空会社との提携により、「羽田発着枠政策コンテスト」で羽田枠1枠ずつ獲得した。それによって、鳥取県では徹底して地元資源を活用したプロモーションを展開して、空港利用者を増大させることに成功。山形県では、県および空港周辺市町村、山形空港ビルを中心とした協議会による“オール山形”体制で利用者の増加に成功したことを説明した。羽田空港ではこの度、発着枠の回収・再配分を行って、コンテスト枠を5枠へ拡大する。この鳥取・山形の成功例によって、自治体によるコンテスト枠拡大に向けた取り組みに拍車をかける。

 

鳥取県、地元資源をフル活用、空港に賑わい創生

 

 鳥取県は、全日空(ANA)とともに、政策コンテストで1枠の羽田-鳥取線を獲得した。それによって同路線は、在来路線と合わせて1日5往復化することになった。
 講演を行った鳥取県交流人口拡大本部観光交流局の門脇誠司局長によると、獲得したコンテスト枠の便は、ダイヤ空白時間の昼間時間帯に設定。それによって、午前・夕方便を利用していた観光や帰省などの利用旅客は、昼間時間帯の便を利用することが可能となった。するとビジネス利用者は午前・夕方便を取りやすくなったため、路線全体で利用者の拡大に成功したという。
 羽田-鳥取線の利用状況を見ると、・・・

 

山形県、官民一体の協議会体制で空港活性化