記事検索はこちらで→
2019.11.11

ウイングトラベル

NAA、成田50万回増枠へ変更申請を提出

28年度末完成予定、訪日6000万人へ前倒し

 成田国際空港会社(NAA)は、国土交通省へ「成田空港のさらなる機能強化」に関する航空法の変更許可申請書を提出した。B滑走路の北伸や、C滑走路の新設など、2028年度末までに整備を完了させて、年間の発着容量を現在のおよそ倍となる50万回まで拡大する。この申請による用地買収や滑走路など地上施設整備に必要な事業費としては、約5000億円を見込む。
 田村明比古NAA社長は、完成期日を2030年から2028年度末に前倒ししたことについて、2030年に目標とする訪日外国人旅行者の年間6000万人を達成するため「その目標実現に貢献しなければいけない」との考えを示した。

 

※写真=変更許可申請書手交式で田村NAA社長(右)と和田航空局長