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2019.11.07

ウイングトラベル

マレーシア政観、「プチリッチ」な旅を提案

低価格で高級ホテルの滞在可能、注目施設も続々と

 マレーシア政府観光局はエアアジアと合同で11月6日に都内で旅行会社向けセミナーを開催した。今回のセミナーで観光局は「移動や宿泊コストを抑えて、現地で『プチリッチ』な滞在を実現する」というテーマのもと、日本人旅行者の誘致促進を図っていく点を提案した。また、エアアジアは11月20日からエアアジアXによる成田−クアラルンプール線を再就航することを紹介するとともに、関東圏からのレジャー需要の拡大に向けた取り組みを強化していく方針を示した。
 セミナーではマレーシア政府観光局の佐伯道子マーケティングマネージャーからプレゼンテーションが行われた。
 佐伯マネージャーはLCCであるエアアジアXの成田−クアラルンプール線が今月から新たに運航が開始されることで、移動コストを安く抑えてマレーシアへ渡航する選択肢が増えたことを強調した。また、クアラルンプールは他の都市に加えて高級ホテルの滞在費用が平均的に安い点もアピール。一例としてアジア各地に出店している5つ星ホテルの宿泊料金を示し、1室あたりの宿泊料金がバンコクでは7万円台、シンガポールで3万円台となっているところ、クアラルンプールでは1万円台で提供されており、低価格で憧れのホテルライフを滞在できることを紹介した。
 また、クアラルンプールではデラックスホテルやカジュアルタイプのものまで多彩な宿泊施設が続々とオープンしており、観光客の受入体制も向上している点も紹介した。

 

 エアアジア、成田−クアラルンプール線再就航
 関東圏のレジャー客や以遠需要を積極開拓へ

※写真=セミナーでプレゼンテーションを行った関係者。写真左からマレーシア政府観光局の佐伯道子マーケティングマネージャー、エアアジア・コマーシャル本部営業部の執行華織氏、トラベルウエストの板井崇副社長

 

※写真=セミナーの模様