JTB、東京電力系ハワイAdonグループへ出資

ハワイでクリーン再生可能エネルギー利用拡大

　JTBのハワイ現地法人、JTBハワイは、東京電力ベンチャーズが出資する米ハワイ州の太陽光発電・蓄電池事業者Adonグループへ資本参加する。同時に、東京電力ベンチャーズは追加出資し、同グループを関連会社化する。
　Adonグループは、ハワイ州で1979年に設立、ハワイの次世代エネルギー事業会社として、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた事業を展開。空調、給湯、電気自動車の充電など、電力供給の様々なニーズに対応するソリューションを提供し、電力コスト削減に貢献している。
　ハワイ州は、2045年までに州内の発電に占める再生可能エネルギーの割合を100%にする目標を掲げており、東京電力ベンチャーズとJTBハワイが共同でAdonグループの事業を支援することで、ハワイ州の目標達成を支援し、クリーンで持続可能なエネルギーを活用した社会の実現を後押しするとしている。