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2019.09.12

ウイングトラベル

赤羽国交相、地方創生と観光振興先進国実現でアクセス整備

防災減災やバリアフリー社会実現、3つの柱に注力

 第4次安倍第2次改造内閣が9月11日午後に発足した。この再改造内閣で国土交通大臣に就任した赤羽一嘉国交相(兵庫2区)は同日、官邸で就任記者会見に臨んだ。この会見の中で赤羽国交相は、「国土交通省は国民の皆様の命と暮らし、経済に直結する大変責任の思い役所。身の引き締まる思い」との認識を示しつつ、とくに3点のことに注力する方針を示した。赤羽国交相が掲げた3つのポイントとは、(1)国民を激甚災害から守る防災減災の推進、(2)地方創生と地域経済の強みをもたらす観光振興先進国の実現および交通網・アクセス整備、そして(3)高齢化社会などに対応したバリアフリー社会の推進だ。
 赤羽国交相は初当選直後、阪神淡路大震災で被災を経験したことを振り返りつつ、「あの時に現場にいかなければ真実が分からない。政治家はどこまでいっても現場第一主義で仕事をしなければならないことが、私自身の政治家としての信条となった」ことを明かした。その上で、国交相としても「現場第一主義、動いて頑張る」と話しており、大臣就任から一夜明けた12日朝にも、台風15号の被災地(横浜港)に足を運ぶことを明らかにした。
 また、統合型リゾート(IR)推進法について問われると、「登庁して担当者と話しなければらない」と前置きしながらも、「国土交通省としては基本方針の策定など、所用の準備を着実進めていかなければならず、しっかりと頑張っていきたい」と話した。

 

※赤羽一嘉 新国土交通大臣(公式サイトから)