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2019.09.11

WING

岩屋防相、日韓の連携・協力「望ましい」

北のミサイル発射、米国との認識に違い

 岩屋毅防衛大臣は9月10日の閣議後会見で、韓国側の破棄通告によって11月無効となる日韓GSOMIAについて、有効な限り「適切に対応していきたい」との考えを示した。日韓の間では外交上、さまざまな問題を抱えているとしつつ、安全保障では日韓、日米韓の連携は重要であり、これは「米国も同様の認識」だと説明した。そのため米国でも韓国に対してGSOMIA破棄の再考を促しているとして、安全保障における「日韓の連携・協力ができるようになることが望ましい」と語った。
 その中でこの日、防衛省は北朝鮮による飛翔体発射を確認。これをもって北朝鮮のミサイル発射事案は、5月以降で10回目となったが、米国では一連の発射を事実上問題視しない姿勢を示す。これに岩屋大臣は、ミサイルに対する脅威の考え方について「米国と日本で、ある程度違いがあっても仕方がない」と見解を示した。その一方で国連決議には、弾道ミサイル技術を使った発射を違反行為だと明確化しているとして、日本では「その立場を堅持して、しっかりと北朝鮮側に抗議してきている」と説明。日米間連携によるCVID実現が重要だとした。また、マーク・エスパー米国防長官とは会談の中で、北のミサイルに対する脅威認識で共有している説明した。

 

1年振り返り、安全保障環境が刻々と変化