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2019.08.22

ウイングトラベル

7月訪日外国人5.6%増、中国100万人突破

韓国減も欧米豪、フィリピン、ベトナム好調

 日本政府観光局(JNTO)によると、7月の訪日外国人旅行者数は前年同月比5.6%増の299万1000人となり、単月で過去最高を記録した。中国市場が単月で100万人を突破するなど牽引した一方で、日韓経済摩擦以前から減少傾向だった韓国市場のマイナス幅が拡大。欧米豪市場は引き続き堅調に推移した。東南アジアはフィリピン、ベトナムが大幅に増加する一方で、タイ、マレーシア、インドネシアが減少傾向と明暗を分けた。
 市場別では、中国が単月として過去最高を記録し、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの13カ国がで7月の記録を塗り替えた。

 

 中国1-7月で500万人超え、供給増とビザ緩和
 訪日牽引、韓国、台湾、香港の減少カバー
 東南アジア、フィリピン・ベトナム大幅増
 タイ・マレーシア・インドネシア伸び悩み
 欧米豪市場好調、米国1-7月で100万人突破

※表=7月と1-7月の訪日外客数(JNTO推計)