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2019.08.02

ウイングトラベル

フィジーエア、早期の増便視野に旅行会社との関係強化

日本路線再就航から1年、来島者72%増加

 フィジーエアウェイズ(FJI)とフィジー政府観光局は日本−フィジー間の直行便運航再開1周年を受けて幹部が来日し、8月1日に都内ホテルでメディアカンファレンスを実施した。カンファレンスの席上で昨年8月の再就航からの1年間でフィジーへの日本人来島者数が前年比72%増の約1万6000人となったことを発表した。
 さらにフィジーエアウェイズは今後、現在週2便となっている日本路線のさらなる増便を視野に、旅行会社との関係を強化。研修旅行や優待パッケージプランを用意して、フィジーの魅力を直接肌で感じてもらうことで、日本人旅行者の送客拡大を目指す。また、機内の改装や提携する日本航空との関係強化を検討していくなど、日本市場向けサービスのさらなる向上を図ってことも明らかにした。
 一方、フィジー政府観光局は日本市場におけるフィジーの認知度拡大に向けた取り組みを一段と強化する。ブランドアンバサダーを任命し、フィジーのおもてなしの精神を広くアピールしていく。また、観光素材に関するプロモーションも強化。SNSや旅行ガイドブックなどさまざまなメディアを活用してフィジーならではの魅力を訴求していき、日本人訪問客の上積みに向けた取り組みを強化していく。

 

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※写真=プレスカンファレンスで記念撮影に応じる関係者、中央は駐日フィジー大使館のイシケリ・ウルイナイライ大使。その右がフィジーエアウェイズのマーク・キャバリアCCO、大使の左はフィジー政府観光局のマシュー・ストーケルCEO