ANA、今秋に多通貨対応デビットカード発行

SMBC信託銀行とソニー銀行と提携で

　全日空（ANA）は今秋、世界中の国と地域で利用することが可能な多通貨対応のマルチカレンシーデビットカードの発行を開始する。この取り組みはSMBC信託銀行とソニー銀行とそれぞれ提携することによるもので、ANAマイレージクラブ会員を対象に、利用時にANAマイルが貯まり、世界各地で利用可能な多通貨対応可能なデビットカードとする。
　デビットカードは、決済時に利用料金が預金口座から即時に引き落とされ、現金感覚で支払うことができるカードで、銀行のキャッシュカードとしても利用可能だ。マルチカレンシーデビットカードは、銀行に当該通貨の外貨口座を開設のうえで利用すると、海外渡航時でも現地ATMで現金を外貨のまま引き出すことができ、また買い物時には外貨で利用料金が引き落とされるため、両替コストがかからない。

※画像＝マルチカレンシーカードのデザイン（提供：ANA）