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2019.07.01

WING

ターキッシュ エアラインズ、787-9初号機を受領

新しいノンストップ国際線を高効率で運航へ

 ボーイングは6月27日(シアトル時間)、ターキッシュ エアラインズ向け最初の787-9型機を引き渡した。ターキッシュ エアラインズは同型機の燃料効率、航続性能、信頼性、機体規模を活かしてバリ、ボゴタ-パナマ、ワシントン、アトランタのようなノンストップ国際線の運航を予定している。
 ターキッシュ エアラインズの787は300席仕様で、うち270席がエコノミークラス、30席がビジネスクラスとなっている。これらの座席はトルコのサプライヤーにより製造されているという。
 787-9の航続距離は7635カイリ(1万4140キロメートル)となっており、ボーイングでは燃費効率の向上から燃料使用量と排出物の大幅な削減がもたらされるとしている。787ファミリーの受注状況は、80社以上のカスタマーより1400機を越す受注を得ている。

 

※写真=ターキッシュ エアラインズのボーイング787-9(提供:ボーイング)