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2019.06.28

WING

IATA、737MAX問題で技術要件やタイムライン調整を

MAX問題でIATA主催サミット、乗員追加訓練要件も調整必要

 国際航空運送協会(IATA)は6月27日(モントリオール現地時間)、MCAS問題などで運航停止が続く737MAXについて、航空当局に対して引き続き飛行再開のため技術的検証要件およびタイムラインの調整を図ることを要請した。この要請は、IATAが主催する2回目の737MAXサミット閉会時に行われたもの。
 IATAのアレクサンドル・ジュニアックCEOは「我々は737MAXの安全な飛行再開を確実にすることに尽力している米連邦航空局(FAA)を信頼している」とコメント。その一方で、IATAは737MAXの運航乗務員のための追加訓練要件に関する調整の必要性を繰り返し主張した。

 

※写真=IATAが主催して2回目の737MAXサミットが開催。新たな問題が発覚するなど737MAX問題はしばらく尾を引きそうだ