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2019.06.28

WING

ピーチ決算、統合費用前倒しで純損失1億9300万円

営業収入は10.4%増の604億円に

 ピーチ・アビエーションが6月27日に発表した2018年度決算によると、当期純損失が1億9300万円(前年同期:当期純利益37億2800万円)と赤字計上となった。これはバニラエアとの統合費用を前倒し計上したため。
 営業収入は604億900万円と前年度比10.4%増収。一方で、利益面では本業の儲けを表す営業利益は28.6%減少した41億3600万円、経常利益は35.9%減少した36億4100万円と、それぞれ大幅な減益となった。
 ピーチ・アビエーションはバニラエアを吸収して、その規模を拡大する。バニラエアは既に段階的に路線ネットワークを縮小しており、今年10月26日にはバニラエアブランドの運航は終了する。その一方で、19年度末までにピーチ・アビエーションとバニラエアは統合する計画だ。

 

※写真=ピーチの18年度決算はバニラとの統合費用前倒しで純損失が約2億円計上