JAL、KDDIと5G/IoT活用サービスの開発に向け提携強化

5G商用化に合わせ、JAL拠点に基地局を構築

　日本航空（JAL）とKDDIは6月27日、5G/IoTを活用した航空関連サービスの開発に向け、提携を強化することで合意したと共同で発表した。
　これは、両社のオープンイノベーション拠点「JAL Innovation Lab」、「KDDI DIGITAL GATE」のラボ・アライアンスにより、次世代通信システムの5GやIoTを活用した次世代サービスの研究開発、および実用化を行っていくというもの。合意内容としては、5Gと他のテクノロジーを融合した新たなサービスの研究開発と空港や整備工場等での5Gの実用化を目指した新たなビジネス検証を挙げている。
　JALとKDDIの両社は既報の通り、これまでに5Gを活用したタッチレス搭乗サービスや4K/8K映像による整備作業の高度化等といった開発・実地試験を行ってきたところ。また両社は今後、2020年度商用化に合わせてJALの拠点に5G基地局を構築し、5Gを活用した次世代サービスを実用化していくとしている。