山崎統幕長、中東歴訪で各国軍首脳らと会談

防衛協力・交流の進展で一致、MFO司令部も視察

　統合幕僚監部は6月27日、山崎統合幕僚長の中東諸国歴訪の様子を発表した。山崎統幕長は6月15日から22日までの間、アラブ首長国連邦（UAE）、エジプト・アラブ共和国、イスラエルを歴訪し、各国の軍首脳らと会談。日本を含むインド太平洋地域のを取り巻く安全保障環境について幅広く意見交換して、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて防衛協力・交流を進展させていくことで一致したとのこと。
　全般の流れとしては、山崎統幕長はまず6月16日から17日までUAEを訪問し、ムハンマド・アブダビ皇太子を表敬。国軍参謀長ルメーシー陸軍中将、陸軍副司令官シェヒ陸軍准将、海軍司令官ナヒヤーン海軍少将および空軍副司令官シャムシ空軍少将を訪問して会談した。また国立殉職者記念碑での献花も行っている。

※写真＝山崎統幕長はUAEでムハンマド・アブダビ皇太子を表敬したほか軍首脳らと会談した（提供：統合幕僚監部）

※写真＝エジプトでヘガージ参謀総長と会談した際には日本のMFOへの貢献に対し感謝（提供：統合幕僚監部）

※写真＝イスラエルではコハビ陸軍中将はじめと軍首脳ら会談した（提供：統合幕僚監部）

※写真＝エジプト訪問時にはMFO司令部を視察し、MFO司令官と会談したほか、MFO要員の自衛官2名を激励した（提供：統合幕僚監部）