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2019.06.27

WING

岩屋防相、新米国防長官代行エスパー氏と電話会談

日米同盟強化確認、インド太平洋や北問題など共有

 岩屋毅防衛大臣は去る6月25日、新たに米国の国防長官代行に就任したマーク・エスパー氏と電話会談を行った。この会談では、両者が日米同盟強化に取り組むことで一致したほか、自由で開かれたインド太平洋の重要性や、北朝鮮問題、普天間移設問題を含む米軍再編計画など、新たに認識を確認した。
 これまで米国防長官代行を務めたシャナハン氏は、このほど指名を辞退した。シャナハン氏にかわって米国防長官代行に就いたのがエスパー氏だ。岩屋大臣は電話会談で、エスパー氏の就任を歓迎。北朝鮮問題については、北朝鮮のすべての大量破壊兵器およびあらゆる射程の弾道ミサイルについて、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向けた、国連安保理決議の履行を確保することについて、重要性を確認した。
 また、米軍再編計画については、普天間飛行場の辺野古移設を含む計画を着実に進展するため、日米が緊密に連携していくことで一致したとしている。