記事検索はこちらで→
2019.06.27

ウイングトラベル

アクア・アストン、超富裕層向けホテル開業へ

多彩なブランド展開でファミリー・FITも重視

 ハワイでホテル運営を展開するアクア・アストンホスピタリティーの最高執行役員のデニス・エブリル氏と、上席副社長(セールス・マーケティング・収益管理担当)のエド・スカピノック氏がこのほど来日。2019年9月7日にワイキキビーチ通り沿いに開業予定の新規ホテル「ESPACIO THE JEWEL OF WAIKIKI」は1フロア1室、計9室のみの、ウルトラ・ラグジュアリーとも言えるホテルであることを明かし、富裕層やMICE市場に対しての販売展開を図っていくことを明らかにした。2019年5月に新たに就任したエブリル氏が「日本の旅行会社との関係を大切にしながら、日本市場をさらに成長させていきたい」と語るように、今後も日本市場に対し、積極的に販売支援を行っていく考えだ。

 

 「ESPACIO THE JEWEL OF WAIKIKI」9月開業
 9室全てがスイートルーム、1フロアに1室

 「ESPACIO THE JEWEL OF WAIKIKI」は13階建てのタワーの1フロア全体が客室1室分のスペースとなり、1室あたりの広さは約200㎡。建物にはイタリアの希少な大理石が使用され、ロビー周りなどはモロッコ風の彫刻や金属細工があしらわれるデザインとなる。室内は部屋によって少しずつ違うが、エレガントななかにモダンテイストを織り交ぜた雰囲気で、3室のベッドルームを設え、8名までの宿泊が可能だ。リネン類はすべて今治の最高級品を採用。ジャクージ付きのバルコニーからはワイキキビーチが見渡せる。24時間のバトラーサービスのほか、室内のキッチンではシェフによる調理も行える。空港からは高級車による送迎も行うなど、サービス展開の充実も図っていく予定だ。

 

 個性的かつ豊富なブランド展開
 ファミリーやリピーター層にアピール

※写真=アクア・アストンホスピタリティーのデニス・エブリル最高執行役員(写真右)とエド・スカピノック上級副社長