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2018.05.14

WING

住友精密決算、前期純損失から脱却

航空宇宙、ICTは改善、熱エネルギー部門は赤字

 住友精密工業が先頃発表した2017年度連結決算は、売上高が対前期1.8%減の472億4100万円に対して、営業利益は対前期178.4%増の20億3400万円と改善し、経常利益は前期の8100万円から20億4800万円に、当期純損益は前期の14億8800万円の純損失から今期5億100万円の純利益と回復した。
 このうち、航空宇宙部門は、官需の一時的な落ち込みを航空機用熱交換器および油圧機器等の増収でカバーし、売上高は対前期2億円減の309億円にとどまった。損益は合理化効果もあって対前期4億4000万円増の12億5000万円の営業利益となった。