記事検索はこちらで→
2019.06.14

WING

エアバス、JALにA350XWB初号機を納入

フェリーはバイオジェット燃料混合でエコフライト

 エアバスは6月13日、日本航空(JAL)に対してA350XWB初号機(A350-900型機)を納入したことを発表した。JALのA350-900型機は、来る9月1日に羽田-福岡線に投入する計画で、今後受領することになるA350-1000型機は国際線に投入する。エアバスが開発した新鋭機が、もうまもなくすると日本の空で飛び回ることになる。ちなみに、JALが受領したA350-1000型機は仏トゥールーズから日本へ向けて飛び立ったフェリーフライトでは、バイオジェット燃料を混合したかたちでフライトを実施した。
 JALはA350XWBを合計31機発注中で、この18機がA350-900型機。残りの13機がA350-1000型機だ。今回受領したA350-900型機には、ファーストクラス12席、クラスJを94席、そして普通席を263席、合計で369席を装備しており、羽田-福岡線を中心とした国内幹線に投入する。いずれも各座席に個人モニターを搭載するほか、PC用の電源、USBポートを装備。もちろん、機内Wi-Fiも提供する。

 

※写真=JALがエアバスから受領したA350XWB(提供:エアバス)

※写真=仏トゥールーズで開催された引き渡し式典。JALの植木会長が参加した(提供:エアバス)

※写真=JALは9月から羽田-福岡線に投入する。仏トゥールズを飛び立ったJALのA350初号機(提供:エアバス)