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2019.06.11

WING

関西エアポート、医薬品航空輸送品質認証を国内空港初取得

コミュニティ全社が取得、サプライチェーン全体で一貫品質

 関西エアポートは6月10日、医薬品航空輸送品質認証制度「CEIV Pharma」を、日本国内の空港で初めて取得したことを発表した。
 「CEIV Pharma」の認証取得は、医薬品の貨物航空輸送が世界基準で取り扱われていることを証明するもので、認証をコミュニティ全体で取得したことにより、関西空港において医薬品貨物を取り扱うサプライチェーン全体の一貫した品質が向上し、医薬品貨物関連の顧客に対して、安全かつ高品質な医薬品輸送を提供することが可能となったとしている。
 関西エアポートによると、同社は2017年8月から国際航空輸送に関わる関係事業者と協力してコミュニティ(KIX Pharmaコミュニティ)を形成。国際航空運送協会(IATA)が進める「CEIV Pharma」の認証取得を目指してきたとのことで、今回コミュニティ参加企業全社が認証取得することに成功したという。