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2019.06.03

WING

IHIエアロ、イプシロン競争力強化開発及び打上事業者に

JAXAへの技術提案が採用される

 IHIエアロスペースはこのほど、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に提出した「イプシロンロケットの国際競争力を強化するための開発及び打上げ輸送サービス事業の実施」に関する技術提案が採用され、事業者として選定されたことを明らかにした。
 同社は現在運用中のイプシロンロケットの機体システムの開発・製造を担当するとともに、4号機からは従来JAXAが行っていたロケットの全製造工程の管理などの業務を担う製造プライムメーカーとしてプログラムに携わってきた。イプシロンロケットは小型衛星の需要拡大および多様化に対応していくため、組立・点検などの運用を効率化し、コンパクトな打ち上げシステムを実現するために開発されたロケット(試験機打上げ:2013年9月)です。M-VロケットやH-ⅡAロケットの固体ロケットブースタ(SRB-A)など日本で培われた固体燃料ロケット技術が適用されている。