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2019.05.13

WING

防衛省、第1回平成31年度補助金は1304億円に

沖縄最も多く166億円、山口県は艦載機移駐で99億円

 防衛省がこのほど計画した平成31年度補助金関係は、第1回目配分が合計で1304億1500万円となった。金額として最も大きな自治体は沖縄県で166億7100万円で、件数が新規16件含む合計72件となった。またこれに続くのが山口県で99億6500万円で、新規1件含め22件。北海道が75億6800万円で、新規9件含む62件となった。横須賀から岩国飛行場への艦載機移駐が完了したものの、比較的高い水準で山口県への配分が行われたほか、演習などの実施に適する北海道への配分も比較的大きなものとなった。
 最も多く米軍施設を抱える沖縄県への配分の内訳は、一般障害防止対策事業として16億1200万円で、一般防音対策事業として17億900万円、一般の安定助成事業として72億1600万円、防音の安定助成事業として5億800万円、道路改修事業として13億6000万円、施設周辺整備統合事業として3900万円、特定防衛施設周辺整備調整交付金として21億2800万円、再編交付金として20億9900万円となった。