記事検索はこちらで→
2019.04.19

WING

派遣海賊対処3月、航空隊飛行は20回、140時間

水上部隊は日本籍船1隻と外国籍船4隻を護衛

 派遣海賊対処行動部隊による3月の活動状況は、P-3C哨戒機の飛行回数が20回、約140時間の飛行になることが分かった。事案対処などはなかった。この飛行で確認した商船の数は約1700隻になり、護衛艦や海外艦艇、民間商船への情報提供が約50回だった。
 そのため飛行隊の累計の飛行回数は2248回になり、約1万6980時間フライトしたことになる。確認した商船の累計は約18万6500隻で、情報提供数が約1万3940回になった。
 水上部隊の活動については、直接護衛を行ったのは3回で、護衛した隻数としては5隻。そのうち日本籍線が1隻と、外国人による外国籍船が4隻だった。ゾーンディフェンスの実施については24日行って、確認した商船数が約60隻となった。
 水上部隊の活動を累計で見ると、海賊対処法に基づく第809回目の護衛(全体で850回)で、護衛隻数が3879隻に上る。ゾーンディフェンスの日数が累計1500日となって、確認した商船の数が約1万8320隻となった。