露IL-38山陰-能登半島沖飛行、中・西空緊急発進

　統合幕僚監部は4月5日、ロシアのIL-38哨戒機1機が日本海を飛行していたことを発表した。同機の飛行を確認したのは、当日の午前から午後の間。山陰沖から能登半島沖にかけて飛行した。
　防衛省・自衛隊ではIL-38を確認後、直ちに航空自衛隊の中部航空方面隊および西部航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。このとき同機による領空侵犯や危険な行為などはなかった。

※写真＝このほど山陰沖を中心に飛行したロシアのIL-38哨戒機（提供:統合幕僚監部）

※図＝IL-38哨戒機の飛行ルート（提供:統合幕僚監部）