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2018.04.27

ウイングトラベル動画

香港政観「香港慎吾アート」メイク動画公開

完成する過程と街の新たな魅力を発信

 香港政府観光局(HKTB)は、香取慎吾さんによる初のストリート・アート作品のメイキングシーンを含むプロモーション映像「#香港慎吾アート」を公開した。香取さんは今年3月に「香港アートマンス」のプロジェクトとして、香港の中環(セントラル)にアート作品を制作した。映像は「香港慎吾アート」が完成するプロセスと香港の街の光景が一体化するように構成され、香取さんとアートの街の新しい魅力をリアルに描いている。
 香港では毎年3月を「香港アートマンス」として、多くのイベントが開催される。香取さん初のストリート・アートは、今年の「香港アートマンス」開催中、香港島の世界で最も長いエスカレーター「ミッド・レベル・エスカレーター」の壁面に描かれた。3月24日〜27日の深夜から早朝にかけての計18時間で制作され、映像は高さ4.5m、幅6m以上ある壁に、フリーハンドで描いていく香取さんの躍動と香港の街が一体化するように展開している。
 同プロジェクトは、2017年にテレビの撮影で、ストリート・アートが盛んな「オールド・タウン・セントラル」エリアを香取さんが訪問したことをきっかけに、香港政観が制作を依頼して実現した。
 香取さんの作品「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」は、映画の撮影で香港を訪れた20年前から、広東語で「大口仔(大きなお口の男の子)」という愛称で香取さんが香港で親しまれてきたことから、20年後に龍になって香港に戻ってきたという意味を込めてこの絵を描いたという。

 

※動画=「#香港慎吾アート」メイキング動画