ブラジルへの訪問がビザ免除に、6月17日より

日・米・豪・加の4カ国、観光客や業務渡航等

　ブラジル政府は、日本、米国、豪州、カナダからブラジルを訪れる観光客やビジネス渡航について、2019年6月17日よりビザ免除にすると発表した。ビザ免除で最長90日間滞在できるほか、1年間に180日以内までなら滞在期間を延長できる。対象となるのは、観光客、ビジネス渡航、芸術やスポーツ活動のためにブラジルを訪れる短期滞在者。
　ビザ免除措置にかかる大統領令が署名され、現地時間の3月18日に発表された。ブラジル観光省のマルセロ・アルバロ・アントニオ観光大臣は、「これはブラジルの観光にとって歴史的な日だ。ブラジルの観光産業は、雇用と所得の創出を通じて国の経済成長に貢献するためのあらゆる条件を満たしており、良い結果をもたらすだろう」と、ビザ免除措置がもたらす効果に自信を示した。