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2019.03.11

ウイングトラベル

1月の主要旅行業者の総取扱額、1.0%増3386億円

海外、国内旅行とも小幅な伸びにとどまる

 観光庁が発表した1月の主要旅行業者49社の旅行総取扱額は前年同月比1.0%増の3386億4200万円となった。海外旅行が0.1%増の1411億1300万円となったのを始め、国内旅行も1.6%増の1842億3900万円、外国人旅行は2.4%増の132億8900万円と小幅な伸びにとどまったのが今回の実績につながった。
 海外旅行は欧州への取扱いは好調だったものの、中国・韓国を中心としたアジア方面への取扱いが前年割れとなったため、総取扱額は前年同月とほぼ同じとなった。国内旅行は北海道の「ふっこう割」は好調だったが、全体では微増にとどまった。外国人旅行は欧米豪市場を中心に引き続き堅調に推移した。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況を見ると、総取扱額は1.1%減の949億200万円となった。海外旅行は2.3%減の290億4900万円、国内旅行は0.6%減の654億1800万円となった。一方、外国人旅行は5.1%増の4億3400万円となった。取扱人数は4.1%減の252万7153人となった。海外旅行は11.3%減の14万2810人、国内旅行は3.8%減の234万9814人となった。外国人旅行は3.5%増の3万4529人だった。

 

1月の主要旅行業者の旅行取扱状況(観光庁ホームページ)