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2026.02.04

ウイングトラベル

★「バンタン外語&ホテル観光学院」、来年4月開校

 ワーホリをカリキュラム化、ホテル3社がインターン協力

 

 ファッションやゲームなど専門教育機関を展開するバンタンは、語学やホテル、観光分野の新たなスクール「バンタン外語&ホテル観光学院」を2027年4月に東京と大阪で開校する。ワーキングホリデーをカリキュラム化し、海外での教育と実務経験の機会を設けるほか、IHGホテルズ&リゾーツ、ハイアットグループ、マリオット・インターナショナルの協力を得て、国内外の宿泊施設でのインターンシップも行う。開校発表会の場で、同社取締役の吉岡忠樹氏は「実践的な教育によるより良い人材育成を通じ、業界の発展に寄与できれば」と述べ、即戦力人材の育成に力を入れる姿勢を示した。
 新スクールの設立背景について吉岡氏は、日本の人口減少に伴う海外市場へ向けた取り組みの必要性、インバウンド対応人材の不足、経済的理由による留学者数の減少の3点を挙げ、「これらの課題を解決すべく学校を開設する」と説明。なかでもワーキングホリデーをカリキュラム化することで、現地で働いて収入を得ながら学べる仕組みを構築、留学関連費用や学費の負担を抑えられる点を強調した。

 

 キャリア形成につながる「ワーキングスタディ」
 充実サポートで学びと就労機会を提供

 

 バンタン外語&ホテル観光学院は、3年制の高等部(15~18歳)と、18歳以上を対象とした4年制の大学部、2年または3年制の専門部の3つで構成。ワーキングホリデーは大学部と専門部(3年制のみ)の2年次に実施、オーストラリアとカナダ、ニュージーランドの3カ国を対象に、現地での学習と就労機会を提供する。
 ワーキングホリデーは、現地での就労先が見つからない点、渡航前の準備不足などから渡航後に語学力やスキルが伸びにくい点、さらに休学や卒業後の渡航で就職活動が遅れる点などが課題とされてきた。
 これらを踏まえ、新スクールでは、ワーキングホリデーをキャリア形成に直結させる「ワーキングスタディ」を提唱。英語レベルや意向に応じた就労先の紹介や面談設定を行うほか、渡航前に国内で基礎を固めたうえで現地の語学学校で学ぶ仕組みとし、渡航後もオンライン補講などで学習を継続できる体制を整える。またカリキュラム化で休学することなく就職活動の遅れをカバーできる。
 さらに現地での生活、就労面のサポートを行うことで、安心して学習と就労に取り組める環境を整備。海外での経験を帰国後の就職やキャリア実現につなげる。
 ワーキングホリデーの運営においては、留学やワーキングホリデーを手掛けるリアブロードと提携。同社代表取締役兼CEO神田慎氏は、「スクールとの協業は初めて。これをきっかけに、学生の学びをバックアップしたい。19歳での海外経験は大きな財産となる」と述べ、サポートへの意欲を見せた。
 なお、高等部については、ワーキングホリデーが18歳以上対象なため、ニュージーランド(クライストチャーチ)または韓国(大邱)の現地校と提携、約3カ月間の留学が可能だ。

 

※写真=開校発表会の様子(左からバンタン木村氏、リアブロード神田氏、IHG飯沼氏、ハイアット田中氏、マリオット大野氏、バンタン吉岡氏)