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2026.02.03

WING

第29回IPNCS開催、FOIP巡り協力の在り方討議

 羽渕幹部学校長「世界は歴史の転換点」と警鐘

 海上自衛隊は2月2日、各国海軍大学の教官などを集め防衛交流を図る「第29回インド太平洋海軍大学セミナー(IPNCS)」を開始した。海上自衛隊幹部学校(東京都目黒区)の羽渕博行学校長が開式の辞に立ち、「世界は歴史の転換点にあり、安全保障環境はもはや『不安定』という言葉だけでは表現できない」と警鐘を鳴らした。そのうえで、「法の支配に基づく国際秩序の維持・強化と、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現」に向けた海軍間の協力深化を訴えた。
 IPNCSは海自の防衛交流の一環として実施するもので、期間は2月2日から6日まで。各国海軍大学などの大佐級教官・研究者らが参加し、今回の参加表明国は過去最多の23か国に上り、約100人が参加した。会場は海上自衛隊幹部学校などで、主題は「自由で開かれたインド太平洋に向けた取組~不確実性の時代における海軍間の協力~」に設定した。

※写真=開式の辞