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2025.12.23

ウイングトラベル

★ナビタイム、訪日客の航空移動を分析

 入国空港増加率、アジアが静岡、欧米豪は那覇がトップ

 

 ナビタイムジャパンは12月17日、訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」の利用状況から、訪日外国人旅行者による航空機を使った移動に関する分析結果を公表した。その結果、入国空港の増加率をみるとアジアからの旅行者は静岡空港が、欧米豪からの訪日客は那覇空港が1位となった。アジアからの旅行者は、静岡、米子、広島といった地方空港がランキングの上位を占める結果となった一方、欧米豪旅行者は那覇のほか、ゴールデンルートに近い場所に位置する中部、関西、成田国際空港が上位を占めた。
 ナビタイムジャパンは、アジア、欧米豪からの入国空港増加率トップとなった静岡空港、那覇空港から入国した旅行者について、入国後の移動や滞在状況について分析した。静岡空港について入国者が入国後に滞在した市区町村について確認したところ、空港のある牧之原市のほか、静岡市、富士宮市、富士市など静岡県内の市町村、さらには山梨県の富士河口湖町での滞在が見られる結果となった。
 静岡市、富士宮市におけるそれぞれの滞在箇所を確認すると、富士山世界文化遺産の構成資産に登録されている三保松原、富士山本宮浅間大社、白糸の滝や富士山の眺望を楽しむことができる田貫湖、日本平など、富士山に関連するスポットへ訪れていることがあらためて浮き彫りとなった。

 

※画像=訪日客の入国後の航空移動を分析(提供:ナビタイムジャパン)