★国際観光旅客税、3000円への引き上げを明記

　与党、2026年度税制改正大綱を発表

　自民党、日本維新の会は12月19日、「令和8年度（2026年度）税制改正大綱」を発表した。この中で国際観光旅客税の徴収額を現状の1000円から3000円に引き上げることが盛り込まれた。また、外国人旅行者向け免税制度については、免税制度のあり方について引き続き検討を行うとした。
　今回の税制改正大綱では、観光立国の実現に向けた課題として、一部の地域における過度の混雑やマナー違反による地域住民の生活への影響等が生じている一方で、日本人出国者数がコロナ禍前の水準をいまだ下回っている状況であることを指摘した。

※写真＝与党の令和8年度税制改正大綱が取りまとめられた（写真は自民党税制調査会の模様（自民党ホームページより）