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小泉防衛相、中露爆撃機共同飛行に「日本に対する示威行動」
沖縄-宮古から四国沖進出は初、東京方面窺う飛行ルート
小泉進次郎防衛相は12月16日の閣議後会見で、12月9日に中国とロシア軍機が東京方面に向かうルートを飛行したことについて、「両国による度重なる爆撃機の共同飛行は、我が国周辺における活動の拡大・活発化を意味するとともに、我が国に対する示威行動と捉えざるを得ない」と強く非難した。
中国軍とロシア軍は、昨年11月以来、今回で9回目となる爆撃機による共同飛行を実施。今回、中露の爆撃機は沖縄本島と宮古島の間を通過し、四国沖の太平洋にかけて長距離を飛行した。中露爆撃機が共同で四国沖まで進出したのは今回が初めて。自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させ、対領空侵犯措置を厳正に実施した。
