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2025.12.12

WING

バーティカル・エアロ、量産機eVTOL「Valo」ローンチ

 28年型式証明、30年までに年225機体制構築

 バーティカル・エアロスペースが、eVTOL機の量産機「Valo」の開発をいよいよスタートする。プロトタイプの「VX4」の開発で培った知見を活用し、最大6名まで搭乗可能な新たな機体を生み出す。2028年の型式証明取得を目指し、機体を量産。商業飛行開始当初は空港と市内中心部を結ぶ路線などに投入することが見込まれるほか、救急医療、貨物輸送、そして将来的には防衛ミッションなどに対応することを視野に入れているとした。
 「Valo」はハネウェルのほか、Syensqo、Aciturriといった産業界のパートナーと開発する。床下にバッテリーシステムを格納するほか、翼やプロペラなど、随所に新たな設計を採り入れる。2030年までに175機生産することを目指し、その後、2030年第4四半期(9~12月期)までに年225機以上の生産体制を構築する。

※この記事の概要
 カナリー・ワーフとヒースロー、ガトウィックなど開設
 29年第1四半期に運航開始目標   など