★KNT-CT、10月の旅行総取扱額は12.8%増の388.1億円

　海外旅行22.1%増、国内旅行9.2%増

　KNT-CTホールディングスが発表したグループ5社による10月の旅行総取扱額は、前年同月比12.8%増の388億1500万円となった。このうち海外旅行は22.1%増の99億7400万円、国内旅行は9.2%増の254億6300万円、訪日旅行は11.3%増の23億2900万円となった。
　海外旅行は団体旅行が43.4%増と大幅に増加した。一般団体は企業関連の招待旅行や社員旅行の取扱いが増加し、35.3%増となった。学生団体は修学旅行の取扱いが増加し、52.5%増となった。
　海外企画旅行については15.8%増となった。このうちクラブツーリズムの添乗員付き商品については、ヨーロッパ方面が好調に推移し、16.6%増となった。
　国内旅行については団体旅行の取扱額が16.1%増となった。一般団体は企業コンベンションの取扱いが増加し、2.2%増となった。また、学生団体も修学旅行が増加し、21.4%増となった。
　国内企画旅行については、6.1%増となった。国内自社企画（フリー型商品）では、大阪・関西万博の効果で関西方面の販売は好調だったものの、他方面の宿泊旅行が伸び悩み、17.6%減となった。クラブツーリズムの添乗員付き国内旅行商品は関西方面が好調に推移し、11.5%増となった。
　訪日旅行はスポーツイベント関連の団体旅行や学生団体旅行の取扱いが増加したことに加え、訪日個人旅行向けオンラインサイトでの予約が好調に推移した。