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小泉防衛大臣、伊国防相・NATO事務総長と相次ぎテレビ会談
GCAP協力強化、中国軍機レーダー照射など強い懸念共有
防衛省は12月10日、小泉進次郎防衛大臣がイタリアのクロセット国防大臣、北大西洋条約機構NATOのマルク・ルッテ事務総長と、相次いでテレビ会談を行ったと発表した。日伊の防衛協力からNATOとの連携まで、戦略的パートナーとの対話を一日に集中的に実施し、安全保障環境が一段と厳しさを増す中での協力深化を確認した。
小泉大臣とクロセット伊国防相の会談は同日18時30分から約30分間実施された。小泉大臣は、先の日伊英3か国でのオンライン協議以来の再会を歓迎し、基本的価値を共有する両国関係をより深めたい考えを表明。両大臣は、次期戦闘機開発を担う「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の成功に向け協力を進めるとともに、共同訓練、防衛装備・技術協力など幅広い日伊防衛協力を一層推進していく意志を確認した。
