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Fry to Fly Project、約1年で124万Lの廃食油回収
市民一体型の廃食用油回収の輪広がる
SAF(持続可能な航空燃料)の利活用促進を目指す「Fry to Fly Project」(事務局=日揮ホールディングス)は、国産SAF製造装置で廃食用油の受け入れが始まった去る2024年10月からこれまでに都内で回収された家庭系・事業系の廃食用油はおよそ124万リットル、回収した廃食用油からおよそ99万リットルのSAFが製造されたことを明らかにした。事務局によれば、そのCO2排出量削減効果は約2700トンにのぼるとのことだ。
また、今年5月2日から10月31日まで実施された東京2025世界陸上の開催を契機とした「家庭の油 回収キャンペーン」では、家庭から回収した廃食用油は約1万1300リットルだったことを明かした。
