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日米英、多国間空挺演習を国内で実施へ
陸上自衛隊は12月5日、米・英軍と共同で「令和7年度多国間空挺演習」を、来年1月13日から20日の日程で実施すると発表した。共同による降下とそれに引き続く一連の行動を演練し、空挺作戦能力と相互運用性の向上を図ることを目的としている。
訓練は、王城寺原演習場(宮城県)や習志野駐屯地(千葉県)などを中心に実施される。王城寺原演習場では、空挺降下訓練および自由降下訓練が行われる予定。
演習には、陸上自衛隊から第1空挺団や第1ヘリコプター団などが参加する。また、米軍からは陸軍の第11空挺師団、海兵隊の第3海兵機動展開部隊など、英軍からは陸軍の第16空中強襲旅団戦闘団が加わる。演習の担任官は、陸上総隊司令官の小林弘樹陸将が務める。
