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エアバス、A320胴体品質問題で納入目標引き下げ
エアバスは12月3日(アムステルダム現地時間)、今年の民間航空機の納入目標数を、約790機に引き下げると発表した。従来目標は820機だった。
これはエアバスのベストセラー機であるA320の胴体パネルを製造するサプライヤーにおいて、品質問題が発生したため。追加検査等が発生し、納入フローに影響が及んでいるとして、年内の納入目標を下方修正したかたちだ。
なお、納入目標は下方修正した一方、2025年第1~第3四半期(1-9月期)決算で公表した財務ガイダンスは維持する。
※画像=A320胴体パネルのサプライヤーで品質問題が発生。今年の納入目標を下方修正した(提供:エアバス)
