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ボーイングCFO、26年の民間機納入数は「確実に増加」
在庫減で主たる供給源は新造機、737-10製造開始へ
ボーイングのヘスス・マラベ最高財務責任者(CFO)は12月2日(米東部現地時間)、737ファミリーおよび787ファミリーの生産レートが足元で順調に上昇していることに言及しつつ、「2026年の顧客に対する納入機数は確実に増加すると予想している」との見解を示した。
両プログラムの生産拡大についてマラベCFOは、「概ね計画通りのペースで推移すると見込んでいる」とコメントするなど、順調ぶりをアピール。生産レートの引き上げ間隔は、「最低6カ月かかる」としながら、足元の生産レートが安定化した段階で、生産チームが次の生産レートへ引き上げるべく、準備を進めるとした。
※この記事の概要
・777X、TIAフェーズ3承認
26年4Q~27Q1初期にTC取得
・新型機、サプライヤーと次世代技術検討
新型機開発前に眼前の課題対処 など
