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国交省、滑走路事故防止へCRM訓練の目的事項制定
航空法施行規則を一部改正、滑走路安全対策強化も
国土交通省航空局は11月27日、滑走路の安全対策の強化に係る具体的措置やパイロットの技能発揮訓練(CRM訓練:Crew Resource Management)に係る細目的事項を制定する方針を固めた。
去る2024年1月に羽田空港で発生した日本航空(JAL)機と海上保安庁機の衝突事故を受け、政府は今年6月に「航空法等の一部を改正する法律」を公布。これを踏まえ国土交通省は、空港における滑走路の安全対策の強化と、CRM訓練について省令に委任された事項について、航空法施行規則の一部を改正する。
※この記事の概要
・主要空港に滑走路安全チーム設置
滑走路進入車両に位置情報送信機
