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2025.11.21

WING

IATA、5G/6Gが電波高度計に悪影響及ぼさないよう要請

 電波高度計と5G干渉問題、複数の暫定対策が期限切れに

 国際航空運送協会(IATA)は11月20日(ジュネーブ現地時間)、国際電気通信連合(ITU)および各国の電気通信規制当局に対し、航空周波数付近で運用される5Gおよび将来の6Gネットワークが、電波高度計やその他の航空電子システムに悪影響を与えないことを徹底するよう要請した。
 ITUは、2027年世界無線通信会議(WRC-27)の開催に先立ち、世界的な5G/6G展開のための技術的条件を決定するための詳細な調査を実施中だ。このプロセスを支援するため、IATAは将来の周波数政策の指針となるべき運用シナリオと安全要件を概説したワーキングペーパーを提出した。このワーキングペーパーは、開催中のITU WP5B会議(ジュネーブ、11月18~27日)で発表する。