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世界の航空機自動遭難追跡データ、LADRに入力
LADRが単一情報アクセスポイントとして機能
国際民間航空機関(ICAO)、ユーロコントロール、そしてフランスのミッションコントロールセンター(MCC)の3者は、世界中の航空機から取得した自動遭難追跡(ADT)データが、遭難航空機位置情報リポジトリ(LADR)に入力されるようになったことを明らかにした。
LADRは、ICAOの世界航空遭難安全システム(GADSS)の中核を成す安全なウェブベースのプラットフォーム。ICAOの委託を受けてユーロコントロールが開発・運営している。同プラットフォームでは、航空機から最新の位置情報を受信し、情報にアクセスできるようにする。
ADTデータをLADRに統合することで、万一、航空機の遭難が発生した場合、LADRは単一の情報アクセスポイントとして機能し、運航者、航空管制サービス、捜索救助隊などの関係者に通知する。
